
こんにちは、イオンタウン浜松新橋内にある浜松プライマリ歯科です。
子どもの歯並びや噛み合わせが気になる保護者の方にとって、「いつから矯正治療を始めるのがよいのか?」という疑問はとても多いものです。歯並びが悪くなる原因は遺伝だけでなく、日常の癖や生活習慣も大きく関わっているため、早期の気づきと対応が重要です。
今回は、矯正治療の開始時期や「予防矯正」「1期治療」「2期治療」について、それぞれの特徴をわかりやすく解説します。
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3歳ごろから始められる「予防矯正」
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歯並びが悪くなる原因には、口呼吸や舌の位置、飲み込み方、さらには姿勢など、さまざまな要素が関わっています。これらの癖や機能のアンバランスを放置すると、顎の正常な成長を妨げ、将来的に不正咬合(悪い歯並び)につながることがあります。
そこで注目されているのが「予防矯正」です。これは、悪い歯並びにならないように早い段階で口周りの筋機能や生活習慣を整えることで、正常な顎の発育と歯列形成を促す治療です。3歳ごろからスタートできる場合もあり、歯列の乱れが軽度なうちに介入することで、ワイヤー矯正などの本格的な治療が不要になることもあります。通院は1〜3か月に1回程度、治療期間は1〜2年ほどが目安です。
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混合歯列期に行う「1期治療」
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子どもの乳歯と永久歯が混在する時期を「混合歯列期」といい、一般的には6歳ごろから11歳ごろまでが該当します。この時期に行う矯正治療は「1期治療」と呼ばれ、骨格や顎の成長をコントロールしながら、歯並びの土台を整えることが目的です。
この段階で適切な治療を行うことで、将来的に歯を抜かずに済む可能性が高まり、2期治療が必要なくなる、あるいは治療が短期間で済むこともあります。通院頻度は予防矯正と同様に1〜3か月に1回、治療期間はおおよそ2年間が目安です。
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永久歯が生え揃ってからの「2期治療」
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永久歯が生え揃う11歳ごろ以降に行う治療を「2期治療」といいます。これは一般的に成人矯正と同じような内容で、歯にブラケットを装着するワイヤー矯正や、マウスピース型の矯正装置(インビザラインなど)によって、歯を並べていきます。2期治療から開始する場合、すでに歯列の問題が複雑になっていることも多く、抜歯が必要になるケースや治療が長期化する傾向があります。また、顎の骨格的なずれが大きいと、外科的な処置が必要になることもあります。通院頻度は1〜3か月に1回、治療期間は約2年程度が一般的です。
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早期発見・早期介入のメリット
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歯並びの乱れが始まる3歳ごろから注意深く観察することで、将来的な大掛かりな治療を避けられる可能性が高まります。特に、予防矯正や1期治療によって顎の成長を良い方向に導くことができれば歯を抜くリスクを減らすことができ、歯列もより自然で美しい歯並びになりやすくなります。
一方、悪い歯並びを放置して成長が進んでしまうと2期治療だけでは対応しきれないこともあり、より専門的で大がかりな処置が必要となる場合もあるため、注意が必要です。
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まとめ
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矯正治療は「早ければ早いほどよい」というものではありませんが、適切な時期に適切な対策を講じることが非常に重要です。3歳ごろからの予防矯正により口腔機能のバランスを整え、6歳ごろからの1期治療によって顎や歯の土台をしっかり形成し、必要に応じて2期治療で細かな調整を行うという流れが理想的です。
1期治療と2期治療の違いについてもっと詳しく知りたい方は、こちらのブログ記事もご参照ください。
当院では、小さなお子さま連れの方も安心して治療を受けられるよう、ベビーカーのまま診療室に入れる環境を整えています。治療中もお子さまと同室で過ごせるため、目の届く範囲で安心して治療を受けられます。
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